Androidスマホにウイルス対策は必要?
スマホを狙ったウイルスは2013年の時点ですでに10万種類以上が確認されていて、その数は今もどんどん増え続けています。
さらに恐ろしいことに、これらのウイルスの96%がAndroid端末をターゲットにしたものです。
この事からもAndroidのスマートフォンにはウィルス対策を必ず行なうべきでしょう。
アンドロイド端末のウイルス対策
アンドロイドのスマホをウイルスから守るために有効な対策方法をいくつかご紹介します。
OSやアプリを最新にアップデートする
OSの更新通知が届いたら最新のものにアップデートしましょう。システム上の弱点が修正されウイルスからの攻撃を防いでくれます。
また、使っているアプリも同様に最新のものに更新してください。
ウイルス対策ソフトをインストールする
スマホにウイルス対策ソフトを入れておけば、ウイルスを発見してくれたり削除してくれたりするので安心です。
この他にも、危険なWebページや不審なメールをブロックしてくれたり、データの盗難を防いだりなど、ウイルスに感染しないための機能も充実しています。
スマホをしっかり管理する
スマホ自体を盗まれたり無くしたりしないように気をつけましょう。
また、パスワードロックは必ずかけるようにして、パスワードを誰にも教えないようにしてください。
パスワードを入力する際には、覗き見されないように周囲の目にも気を使いましょう。
知らないうちに自分のスマホに危険なアプリがインストールされていたという事例は、遠隔操作アプリを使った手口ではとくに多いのです。
同様に、以前使っていた古いスマホの管理にも注意してください。盗聴器として悪用されていた事例もあります。
信頼できないアプリをインストールしない
提供元が信頼できないアプリはインストールしないようにしましょう。公式マーケットや大手企業サイト以外からアプリをダウンロードしないことが基本です。ウイルスが仕込まれている可能性があります。
こういったアプリのことを通称「野良アプリ」と呼びますが、セキュリティを高めるために野良アプリをインストールできないように設定しておくといいでしょう。設定から「セキュリティ」→「提供元不明ノアプリ」のチェックを外せば設定完了です。
また、アプリをインストールする際にはアクセス権限が適正かどうかをその都度チェックしてください。
怪しいサイトにアクセスしない
怪しいサイトにアクセスするのはやめましょう。サイトにアクセスしただけでウイルスに感染するケースもあります。
とくにアダルトサイトは危険という認識を持ちましょう。
知らないメールは開かない
知らないアドレスから送られてきたメールは開かないようにしましょう。ウイルス入りの画像などが添付されている場合があります。
とくに「.apk」という拡張子のファイルは要注意です。開くとアプリがインストールされる恐れがあります。
知らない無線LANのアクセスポイントに注意
街中には無料で使える無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイントが数多くありますが、その中にはスマホの情報を盗み取る事を目的にした不正なアクセスポイントがあるので注意が必要です。
こういった無線LANのアクセスポイントに自動で接続しないようにスマホを設定しておきましょう。
できるだけ安全な無線LAN以外は接続しない事も大切です。
以上、アンドロイド端末のウイルス対策をご紹介しました。