iPhoneウイルス対策の基本3か条
このページではiPhoneをウイルスの脅威から守る対策方法をまとめました。
iOSは必ずアップデートして最新のものを使いましょう。OSが最新でないとウイルスに侵入されるリスクが高まります。
アプリに関しても同じことが言えます。
怪しいアプリは極力ダウンロードしないようにしましょう。
また、位置情報を取得するアプリやWEBサイトなどもあるので、アクセスを許可するかどうかその都度考えることも重要です。許可してしまったアプリでも設定画面から確認して拒否することができます。
脱獄 (ジェイルブレイク) とは、iPhoneの自由度を上げるための改造のことです。非公式のアプリをインストールして使えるようになります。
しかし、それと引き換えにiOSのセキュリティが弱まり、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。脱獄は絶対にやめましょう。
iPhoneを守るセキュリティ知識
ウイルス対策をしていないパソコンに接続しない
ウイルスの感染経路として意外と多いのが、USB接続を通してパソコンのウイルスがiPhoneに侵入してくるケースです。
セキュリティのあまいパソコンには安易にiPhoneを接続しないようにしましょう。
フリーのWi-Fi接続に注意する
フリースポットなどのWi-Fi接続からウイルス感染するケースもあります。
とくに鍵マークが表示されていないネットワークは、データが暗号化されないのでかなり危険だと思ってください。
パスワードをはじめとした個人情報をリアルタイムで盗まれるリスクがあります。
Wi-Fiの自動接続はオフにしておくことをおすすめします。
怪しいメールを開かない
不審なメールは開かないようにしましょう。添付ファイルも同様です。
また、メール本文にリンクがあってもタップしないようにしましょう。危険なWebサイトへ誘導される可能性があります。
仮にメールの送信者がよく知っている相手(例えば大手銀行など)でも、送信名を偽装している可能性もあるので、メールからリンク先へ移動することはおすすめしません。一度メールを閉じて、ブラウザアプリから当該サイトへアクセスするようにしましょう。
怪しいWebサイトにアクセスしない
アダルトサイトにアクセスしてスマホがウイルス感染した事例はとても多いので注意しましょう。
ウイルスの他にも、ワンクリック詐欺などに遭うリスクが非常に高いです。
怪しいサイトは「アクセスしない、クリックしない」が重要です。
ウイルス対策サービスを使う
ウイルス対策アプリや各キャリアが提供しているセキュリティサービスを利用するといいでしょう。
危険なWebサイトや不審なメールをブロックして警告してくれる機能、個人情報の保護、バックアップ機能などウイルスに感染するリスクを極限まで下げてくれます。
場合によってはJavaScriptをオフにする
Safariの設定からJavaScriptをオフにすることによって、ポップアップで出てくる嘘の警告メッセージなどを表示させないようにすることができます。
ただし、JavaScriptで書かれた悪意のないコンテンツも同時に表示されなくなります。
ロック中の「Hey Siri」を無効化
「ロック中にSiriを許可」をオフにしておきましょう。
でないとロック中でもSiriが起動してしまうため、電話帳などの個人情報を他人に見らてしまいます。
ウイルス対策ではないかもしれませんが、セキュリティ強化の一環として切っておくことをおすすめします。
以上、iPhoneのウイルス対策方法についてご紹介しました。
次のページは、スマホが乗っ取られた場合の確認方法と対策についてまとめてあります。